2026年1月14日
サルメンエビネ
円山では見かけなくなった花
古い写真を整理していたら出てきました。この頃は目についた花を適当に撮っていただけなので、珍しいとも思わず写真に収めましたが、その後見かけていません。
高さは40cmほどです。偽球茎がエビの形に似ているというエビネの仲間で、赤みを帯びた唇弁にシワが寄っていて猿の顔みたいだから、サルメンエビネ(猿面海老根)だそうです。
うちにある図鑑を見ると、
生育地:山地の林内。藻岩山と八剣山にあるが、少ない。
メモ:種子から育てることができないので、盗掘によってほとんど姿を消した。
とあります。
ネットで調べてみたら、Scorpionflyさんという人の「円山原始林ブログ」というブログの記事で「円山のサルメンエビネが盗まれた!」という記事を見つけました。私が撮った写真とちょうど同じ時期の写真のようです。その数日後には盗掘されてしまったようです。こうしていつの間にか円山原始林の貴重な植生が失われていくのでしょうね。昔はこんな花も咲いていたんだよと記録しておくことしかできないのが、残念です。




