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エゾリス通信

北海道札幌市の円山公園周辺は、 エゾリスをはじめとして様々な野鳥や、植物が豊富です。天然記念物にも指定されている都市の中の原始林をさっそく楽しんでみましょう!

あたりまえの風景

旭山記念公園でエゾシカを見かけるのは、珍しくもなくなってきたけれど、いつもは公園の端っこの方や林の中でした。昨日は、3頭のエゾシカが公園の散策路の真ん中でお食事中。今更エゾシカくらいでは驚きもしなくなったけれど、どんどん公園内に馴染んできています。

エゾシカの角は雄のみで、1年ごとに枝分かれしていくので、角を見ると大体の年齢がわかるそうです。写真のシカはまだ棒状の角なので、1歳の雄でしょうか。このくらいの大きさななら、まだ可愛いねと思えますが、複雑に枝分かれした巨大な角を持つ貫禄十分の雄鹿が歩いていたりしたら、とてもこんな距離まで近づけません。しかも大家族で行動してるしね。

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以前このサイトで描いたエゾシカのイラストをTシャツにしました。実家のある道東ではエゾシカとクルマの事故は多いです。道東をドライブするときは気をつけましょう。

定住?

最近、道立近代美術館辺りでエゾシカが居座っているってニュースでやっていました。昔職場が美術館のすぐそばで、よくお昼を食べにも行っていたんだけど、さすがにあの車通りの多い場所じゃニュースになるか。道東では車がシカに衝突なんてよくあるけどね。

この頃、円山公園ではよくエゾシカを見かけます。いつも3頭くらいで坂下グラウンドの近くをウロウロしています。しょっちゅう見るから、もう定住してるのかな。今日もグラウンド横の散策路で散歩コースが塞がれていました。通れないじゃん。

来年あたりは、大通公園でエゾシカを見てもニュースにもならないくらいになっているかも。

コテングクワガタ

コテングクワガタ
小天狗鍬形
Veronica serpyllifolia subsp. serpyllifolia

  • 目 : シソ目
  • 科 : オオバコ科
  • 属 : クワガタソウ属
  • 多年草、帰化植物

5月頃小さな花を咲かせます。大きさは4mmから5mmくらいでしょうか。花の色は全体的に白っぽく、紫や少し赤みがかった紫の線がみえます。茎は立ち上がり、8cmから15cmくらい。先端に複数の花をつけます。

よくにた亜種にテングクワガタがありますが、こちらの花柄には腺毛と短毛が生えています。コテングクワガタの花柄には腺毛はありません。

タチイヌノフグリにも姿が似ていますが、タチイヌノフクグリの葉には鋸歯がありますが、コテングクワガタの葉はほとんど鋸歯がありません。花もタチイヌノフグリは青っぽくみえます。

それにしても、小さい天狗で花なのにクワガタって要素が多すぎ。調べてみたら、このクワガタっていうのは、兜とその角飾りである鍬形(クワガタ)から来ているらしい。ちっちゃい天狗が兜を被っている絵が浮かんできた。

タチイヌノフグリ

タチイヌノフグリ
立犬の陰嚢
Veronica arvensis

  • 目 : シソ目
  • 科 : オオバコ科
  • 属 : クワガタソウ属
  • 一年草または二年草、帰化植物

小さくて青い花を咲かせる。オオイヌノフグリににているけれど、茎が立ち上がっていて、花はもっと小さく3から4ミリほど、柄がない。花の根元に細くて小さな葉が密集して襟巻きのように見えるので見分けはつくと思う。高さは10センチから30センチくらい、と図鑑には書いてあるが円山で見るものはもう少し低い印象。葉は幅広めで中間より上は柄がなく、対生して鋸歯がある。

明治の頃に日本に入ってきた外来種で、全国に広がって雑草化したそうです。だからこんな投げやりな名前を付けられちゃったのかな。

お散歩中にドキドキ

最近、道沿いの林の中でゴソゴソ物音がするとドキドキしてしまう。大抵はシカとかキツネとかカラスだったりするんだけど。

昔は一人で山に登っても、一応熊鈴はぶら下げてはいても、ヒグマなんてほとんど意識したことがなかったのに(日帰り登山だし)、まさか近所のお散歩でこんな物音にビクつくとは。

やっぱりエゾシカでした。
いやいや、ちょっと前まではエゾシカだってこんなに頻繁に見かけなかったし。

シャガ

シャガ
射干
Iris japonica

  • 目 : キジカクシ目
  • 科 : アヤメ科
  • 属 : アヤメ属
  • 多年草

春に咲きます。花はうっすらと紫がかった白で、紫と黄色の斑点があり、アヤメに似ています。草丈は50から60センチくらい。ホントは群生するらしいけど、円山ではぽつんと咲いているところしか見たことがありません。ずいぶん古くに中国から入ってきた帰化植物だそうです。

ネットで調べるとたいてい分布域は本州から九州と書いてあります。寒いところではなかなか育たないのかも。種子を作らないので、人為的な影響の少ない自然の林の中ではあまり見られないとのこと。人によって運ばれて自生するようになることが多いので、スギ植林の林の下に多く咲いていたりするそうです。円山周辺も昔は本州のいろんな樹木を実験的に植林していたので、その時一緒に来たのかも知れません。それにしても群生しているわけでもないし、そんな昔から細々と命をつないできたのかなぁ。