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エゾリス通信

北海道札幌市の円山公園周辺は、 エゾリスをはじめとして様々な野鳥や、植物が豊富です。都市の中の原始林を楽しみながら未来に残しましょう。

ホウチャクソウ

ホウチャクソウ

ホウチャクソウ
宝鐸草
Disporum sessile

  • 目 : ユリ目
  • 科 : イヌサフラン科
  • 属 : チゴユリ属

開花は5月の中くらい。高さは、40cm前後くらい。

花は枝の先に1〜3つ下向きに付きます。葉っぱの下に隠れるように咲いているので、屈んでのぞき込まないと見つけにくいかも知れません。写真が咲いた状態です。

小さい花で全体に白っぽく、先端へ行くほど緑色を帯びていくグラデーションが美しい。地味だけど、清楚な感じがとても好き。お気に入りです。

エゾエンゴサク

エゾエンゴサク
蝦夷延胡索
Corydalis fumariifolia subsp. azurea

  • 目:キンポウゲ目
  • 科:ケシ科
  • 属:キケマン属

この花が一斉に咲き始めると、やっと春になったと感じます。

開花は4月の中くらいから。高さは20cmくらい。花は少し紫がかった青が多いですが、白から水色、青、赤紫のものが混じっています。

動物園横の散策路などたくさん咲いているので、探さなくても目に付きます。

2025年5月7日

青と赤紫が混ざった花も。

ミズバショウ

ミズバショウ
水芭蕉
Lysichiton camtschatcensis Schott

  • 目:オモダカ目
  • 科:サトイモ科
  • 属:ミズバショウ属

開花は、4月の中旬から末くらい。大きめの葉っぱの間に白い花を咲かせます。

昔に比べて、少し増えたような気がしますが、年々水が減ってきているのも気がかり。前は少し離れたところにも小さな群生があったんだけど、水が枯れてしまったのか見なくなりました。
円山のミズバショウは、こじんまりと集まって、池(湿地?)の大きさからしてもそれほど増えそうにありません。

オオバナノエンレイソウ

オオバナノエンレイソウ
大花延齢草
Trillium camschatcense Ker Gawl.

  • 目:ユリ目
  • 科:シュロソウ科
  • 属:エンレイソウ属

開花は、5月のはじめから中旬くらい。赤紫のエンレイソウの後にぽつん,ぽつんと咲き始めます。
円山に咲いているのは、高さ30センチから40センチほど。ここのオオバナノエンレイソウは、ちょっと小ぶりに見えます。

普通、オオバナノエンレイソウといえば、大ぶりの白い花びらが目立ち、ひとつひとつは上品だけど、群生するので大量に咲いているとけっこう迫力ある感じに見えます。ところが、私がいつも円山で観察しているのは、少々小ぶりで草ムラの影に隠れてぽつん、ぽつんと咲いています。その年によっては、よーく探さないとどこに咲いてるのかわからないぐらい数もすくなかったりします。そのうち増えて群生したりするのかなぁ。

2004年頃撮った写真を見ると、まだたくさん咲いていたみたい。2020年の写真は、手前のエンレイソウよりも小さく見えます。2021年の花は、ずいぶんスリムで、全然オオバナの雰囲気がない。

オオバナノエンレイソウ群生
2023.05.10 新冠町 判官館森林公園

今年(2023年)は、円山はほんとに少なくて、大丈夫かなって感じだった。右の写真は、新冠町の群生地を見に行ったときのもの。一面白い花だらけで、かなりの広範囲に広がっています。森林公園っていうくらいだから面積も広い。オオバナノエンレイソウはやっぱりこれくらいなくちゃね。円山もこのくらいにならないかな。