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エゾリス通信

北海道札幌市の円山公園周辺は、 エゾリスをはじめとして様々な野鳥や、植物が豊富です。都市の中の原始林を楽しみながら未来に残しましょう。

アズマイチゲ

アズマイチゲ
東一華
Anemone raddeana

  • 目:キンポウゲ目
  • 科:キンポウゲ科
  • 属:イチリンソウ属

春先、エゾエンゴサクと一緒に一輪だけ咲いていました。高さは20cmくらい。花は、白い萼片が8から13枚ほどで、裏側がほんのり赤みを帯びています。花弁はありません。茎の先に1つだけ花をつけます。葉は丸みを帯びていて、先が浅く切れ込んでいます。

今年(2025年)、初めて見ました。しゃがみ込んでネコノメソウの写真を撮っていたら、カメラを抱えたおじさんに「アズマイチゲ咲いていましたか?」と声をかけられて、初めてこの辺に咲いていると教えてもらいました。毎年咲いているんだろうけど、今まで気がついていなかったのですね。

言い寄ってくる男が多すぎて困る

だいぶ前に撮って、埋もれていた動画が出てきたので、YouTubeにアップロードしてみた。

オシドリのオスもライバルがたくさんいて大変そう。一生懸命上下に首を振るダンスで求愛しようとするんだけど、お互いに邪魔し合って大混乱。おしどり夫婦はこうした戦いの末に生まれるんですね。

森のネズミたち

エゾヤチネズミ

この前、円山の森でネズミに遭遇した。都会のドブネズミなんかは、出会うとウワッてなるけど、森に住んでいるネズミは、小さくてかわいい。

エゾヤチネズミ(たぶん)

近づいてもじっとしていて逃げない。ネズミはよくわかっていないのだけれど、エゾヤチネズミかな。顔つきは子ネズミっぽい?しばらく見てたら、ピョンピョン飛び跳ねるように逃げていった。

アカネズミ

昔撮ったアカネズミの写真もあったので、ついでに載せておこう。円山のネズミ特集ってことで。

アカネズミ

よく森の中に落ちているクルミは、きれいに真っ二つに割れているけど、あれはエゾリスの仕業だ。丁寧にひだの部分をカリカリして、ふたつに割って食べる。落ちてるクルミをよく見ると、たまにクルミの側面に穴が空いているものも落ちている。これがアカネズミが食べたあと。エゾリスほど器用ではないみたい。

トウキョウトガリネズミ

もう一つ、トガリネズミも載せておこう。残念ながら死んでいる。トガリネズミは死んでいるのしか見たことがない。

トウキョウトガリネズミ(かも)

トウキョウトガリネズミだと思うけど、あんまり自信がない。昔見たのはもっと小さかった印象があるけど、今回のは5,6cmくらいだったからやっぱりトウキョウトガリネズミなのかも。北海道なのになぜトウキョウなのかというと、昔標本を作ったときにイギリス人が蝦夷と江戸を間違えて書いちゃったせいらしい。しかも名前にネズミとつきながらネズミよりもモグラの仲間に近いというから、名前をつけるときは慎重にしてもらいたいです。ややこしい。

もしかして、ネズミの種類、間違えてたら教えて下さい。

エゾタンポポ

エゾタンポポ
蝦夷蒲公英
Taraxacum venustum

  • 目:キク目
  • 科:キク科
  • 属:タンポポ属

春先、タンポポが咲き始めると、ついつい花の下を覗き込んじゃうんだよね。普段よく見るタンポポはセイヨウタンポポで外来種。昔から日本にある在来種は、数が減っているらしい。見分け方は簡単で、花の下の総苞片が反り返っていたらセイヨウタンポポ。反り返っていなければ、在来種だ。

そういうわけで、近所でタンポポが咲いていると、花の下を確認してみるんだけど、在来種は全然見つからない。やっと見つけたのが、写真のタンポポ。総苞片が反り返らずに、ピタッとくっついているのがわかりますか?奥の蕾のやつは、反り返っているので、外来種です。

それにしても都市部じゃほとんどセイヨウタンポポに占領されてしまったのでしょうか。子供の頃に見ていたタンポポはどっちだったんだろう?半世紀以上も前だから在来種も多かったんだろうと思うけど、そんなの全く意識したこともなかったな。

その在来だか外来だかも全くわかっていなかった子供の頃の話しになりますが、幼稚園でシャボン玉をみんなでやったことがあって、当時はストローがそれほど数がなかったのか、先生の指導でタンポポの茎をストロー代わりにしていたことを思い出しました。タンポポってストロー代わりなるんだと感心したことを覚えています。ワイルドだねぇ。

セイヨウタンポポ

総苞片が反り返っています。市内で咲いているタンポポのほとんどはこれです。

どっちなの?

外側の総苞片が開いているような、いないような。反り返ってはいない感じだけど・・・交雑種なのかな?円山公園の散策路に咲いていました。