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エゾリス通信

北海道札幌市の円山公園周辺は、 エゾリスをはじめとして様々な野鳥や、植物が豊富です。都市の中の原始林を楽しみながら未来に残しましょう。

クルマバソウ

クルマバソウ
車葉草
Galium odoratum

  • 目 : リンドウ目
  • 科 : アカネ科アカネ亜科
  • 属 : ヤエムグラ属

5月初旬から中旬にかけて、咲き始めます。円山近辺では、散策路、登山道、林道、至る所で見られます。白くて小さな花をたくさん付け、よく見ると花の付け根の方がロート状(ラッパ型)になっています。葉は6〜10個が輪生して、細めの楕円形で艶があります。茎や葉に毛はありません。

クルマムグラやオククルマムグラは、クルマバソウによく似ていますが、それらよりもクルマバソウの花は少し大きめで、咲く時期も早いです。クルマムグラやオククルマムグラは、クルマバソウの花が無くなった頃咲き始める感じです。

花は小さいですが、固まってたくさん咲くので、きれいです。円山ではあっちこっちに咲いているので、クルマバソウがが咲き始めたら、そろそろあの花も咲く頃かなとか、もうクルマバソウの時期も終わり頃だからあの花も咲いているかも、などと他の花が咲き始める目安にすると便利です。

クマゲラと目が合う

ぱっと見、なんの鳥だかよくわからない写真ですが、クマゲラの真正面顔です。思わず見つめあっています。

夕方お散歩で旭山記念公園を歩いていたら、しきりとクマゲラの声が聞こえてきました。すぐそばで呼ばれた気がして、キョロキョロしてたら、地面近くで木を突いていました。全然逃げる気配もなく、お食事に夢中な様子です。

せっかくアップで撮れたのでクマゲラらしい写真も。メスですね。

最近クマゲラをよく見る気がします。この前円山の山頂付近で見たのは、オスのようでした。夫婦でいるのかな?

ネコノメソウの受難

2024年のネコノメソウ

5月の初め。いつも歩いている林の中の道沿いに咲いているネコノメソウです。今年も咲いてくれましたが、見える範囲では、これだけ。なんとも寂しい限りです。

5月の下旬には、毎年恒例の草刈りが入って、わずかに咲いていたネコノメソウもきれいに刈り取られてしまいました。いつも思うんだけど、こんなに広く刈らなくてもいいのに。これくらいやらないと、これから夏に向かって、草が伸びてくると道がわからなくなっちゃうのかなぁ。残念だなぁ。

ネコノメソウは、年々生息範囲が小さくなっていって、来年はもう咲いてくれるかどうか。以前は、道端にたくさん咲いていたのに・・・
春先は、年によっては仕事が集中することも多くて、毎年見れているわけではないけれど、どんどん減っているのは、あきらかです。道からは見えなくても、林の奥の方で残っていてくれるといいんだけど。

消えたムラサキケマン

ムラサキケマン

円山近辺では今まであまり見たことがなかったムラサキケマンが咲いていました。5月のこの辺は、今まであまり歩いてなかったので、気が付かなかっただけかもしれませんが。
ネットで調べてみたら、「雑草」とか「道端で見かける」とか書いてあるのもあったんだけど、北海道ではあまり見かけない花なのかな。とりあえず円山あたりでは珍しいかも。2日続けて写真を撮ったんだけど、どうもうまく撮れてなくて、今度こそと3日連続で行ってみたんだけど、何と一晩できれいさっぱり「消えていた!」

いったいどういうこと?1カ所に固まって、15本以上は咲いていたと思うんだけど、どこにも無い。
雑草だから刈られてしまった?でも歩くところから外れて、ロープで仕切った内側だからそんなことないはず。
それとも盗掘?結構あったのに、まるごと持っていった?よく見ると何となく掘り返したようにも見える。

きれいな花だから、せっかく楽しみにしてたのに、残念です。
もし盗掘だとしたら、そんなことする奴は、来世でアリに生まれ変わって、一生ムラサキケマンのためにタネを運んで暮らしなさい。

翌年の追記

どうやら真相は、春の草刈りで丸ごと刈られてしまったようです。
今年(2025年)もムラサキケマンは、たくさんきれいな花を咲かせていましたが、5月の末にきれいサッパリ無くなっていました。よく見るとそこだけではなく、通路沿いにいっせいに刈り取られたあとが。

これから実を付けるエゾヘビイチゴや、咲き始めたところのクゲヌマランなども、まとめて刈られていました。管理者や業者さんにとっては、ただの雑草ですものね。種を付ける前に毎年刈られちゃったら、そのうち無くなっちゃうんだろうな。