つくばサイエンスニュースでウグイスの谷渡り鳴きに関する新説の記事が出ていました。
ウグイスの「谷渡り鳴き」で新説―警報だとする従来説を否定
(独)国立科学博物館は10月29日、ウグイスが発する「谷渡り鳴き」は警報ではなくメスへのアピールであることが分かったとする新説を発表した。谷渡り鳴きは、近くの仲間に危険が近づいていることを知らせる警報だとこれまで見られてきたが、警報ではなくメスに対するオスのアピールであることを科学的に実証した。
つくばサイエンスニュース 2024年11月11日
ウグイスの鳴き方には三種類あって
- さえずり:「ホーホケキョ」求愛行動(オスのみ)
- 谷渡り:「ピルルルルルケッキョケッキョ…」警報?(オスのみ)
- 地鳴き:「チャッ、チャッ」日常会話(オスもメスも)
と、一般的には考えられてきたんだけど、谷渡り鳴きは危険がない時にも鳴いているし、そもそもちゃんとした研究はされてなかったんじゃない?ということでこの研究が始まったらしい。そういえば、人が近づいたときもすぐそばで「ケキョケッキョケッキョ・・・」と鳴いているよね。
研究によると、新潟県ではオスとメスが渡ってくる時期がズレていて、先に渡ってきたオスはメスがいない時期には谷渡り鳴きはあまりせず、メスが来て繁殖期になると谷渡り鳴きが始まるそうだ。
北海道もそうなのかな?春が来たらオスだけの時期に地鳴きしかしないのか確かめてみよう。と一瞬思ったんだけど、ウグイスって藪の中にいるからなかなか見つけられないんだよね。それにオスかメスかも見た目でわからないし。「ホーホケキョッ」って鳴いてくれるからはじめて「あ、ウグイスだ」とわかるんだけど、そのときにはもう繁殖期に入っているってことだ。ウーン、やっぱり研究は地道なフィールドワークの成果なんだね。
WIRED の記事で、スワロフスキー・オプティックの新製品「AX Visio」をレビューしています。
野鳥の名前を教えてくれる「AI双眼鏡」が最高だった
AX Visioはカメラを内蔵しており、画像認識ソフトウェアを活用して9,000種以上の鳥をリアルタイムで識別できる。また、一部の哺乳類や昆虫も識別でき、野生動物の観察において非常に便利な双眼鏡となっている。
WIRED : Lola Méndez 2024.11.13
探鳥会などに行くと、みなさん様々な双眼鏡を首から下げております。ベテランのツワモノの中には見るからに高級そうな海外メーカーもチラホラ。スワロフスキーもその中の一つだと思うんだけど、なんと双眼鏡自体にAIを搭載しちゃって、この鳥は何ていう鳥ですよって教えてくれるらしい。もうレンズの性能だけじゃ競えない世界に突入?何でもかんでもAI搭載というのもどうかと思うけれど。
GPSも積んでいるので、生息域による識別にも対応しているし、9,000種以上の鳥をリアルタイムで識別できるそうだ。驚くのはまだ早い。値段もビックリ、¥800,000(税別)だって。
AIが無くても、高級双眼鏡は40万円くらいするものも平気である世界だから、もはや高いんだか、安いんだか、訳が分からない気がしてくるが、とりあえず、探鳥会では注目を集めること間違いなし!
ところで、バードウォッチングに使う双眼鏡は、ウン十万円もする高級品は必要ありません。ピンからキリまであるから最初は、安いものでも十分。楽しくなってきたらちょっとだけ良い双眼鏡にしてみようかなってことになっていくんだけど、さらに趣味が高じて沼にハマると、レンズが明るいとか、くっきり見えるとか、だんだんいいのが欲しくなってくるんだよねぇ。きりが無いから気をつけなくちゃ。