白実のエゾヘビイチゴ
前に円山動物園の「動物園の森 散策タイム」という催しで案内をしてくれた人が、「白い実をつけるエゾヘビイチゴはここにしかありません」と説明してくれて、初めて白い実のエゾヘビイチゴがあるんだと認識しました。「ここ」というのがどのくらいの範囲かよくわかりませんが、たぶん円山のことでしょう。
そういえば、白いイチゴの実は見たことがあるような?てっきりこれから赤くなるんだろうくらいにしか思っていなかったけど、あれって白実のエゾヘビイチゴだったのかもと昔の写真を見直してみたら、結構写っていました。
それで、今年は意識的に観察してみた。エゾヘビイチゴが固まって咲いている場所は、大体わかっているから実がつくまで定期的に見ていたら、円山と旭山記念公園近辺で何箇所か白い実が付くエゾヘビイチゴを特定できました。それぞれ結構離れた場所なんだけど、ホントに円山周辺にしかないのかな。






赤い実のエゾヘビイチゴ
ちなみにこちらが、赤い実をつける普通のエゾヘビイチゴです。花だけ見ても見分けがつきません。最初は白かった実がだんだん赤くなります。






よく似たイチゴの仲間の見分け方を写真付きのフローチャートにしてみました。
こちら ↓ も見てください。
ギンラン
クゲヌマラン
5月の下旬くらいに白い花を咲かせます。高さは30から50cmくらい。蕾の頃はそうでもありませんが、咲き始めると花の部分がにゅにゅっと伸びて葉よりも高くなります。同じ仲間のギンランは花に距(きょ)が見えますが、クゲヌマランは距がほとんど目立たないか、距が無いように見えます。
円山ではあまり目立ちませんが、広い範囲でポツンポツンとまばらに咲いています。咲く時期が5月から6月にかけてなので、散策路沿いなどに咲いていると、ちょうど草刈りの時期に重なって気がついたらバッサリ刈られていたりします。




円山公園や旭山記念公園にはクゲヌマランや、よく似たギンランも咲いています。見分け方のフローチャートを作ってみました。
ムラサキケマン
5月中旬から末頃、その名の通り紫色の花をつけます。ケマン(華鬘)は、仏殿に吊るす仏具のことだそうです。花の形が似ているんだって。高さは、30から50cmくらい。葉の先端は丸い鋸歯になります。越年草。
群生しているんだけど、ちょっと遠い。近くで見られたらきれいだろうな。もっとたくさん広がってくれればいいんだけど。同じケシ科キケマン属なので、エゾエンゴサクと花の雰囲気が似ています。エゾエンゴサクよりも背が高くて、葉も大きく立派です。
円山動物園の「動物園の森 散策タイム」という普段入ることのできない動物園裏の森を散策する催しに参加したときにも、咲いているのを見ました。近くで見られて得した気分。






シラネアオイ
5月ごろ咲きます。高さは20から30cmくらい。淡い桃色の花がきれいな多年草です。ちなみに花に見えますが、花弁ではなく、萼片です。
写真を撮ったのは、2018年ですが、それ以来見かけていません。目立つ場所に咲いちゃうと、盗掘されることもあるようです。他の人のブログを見ていたら、時々咲いていましたという情報はあるみたいなので、こういう花は、ひっそりと目立たない場所で咲いている方がいいのかも。














