ついに双眼鏡にもAI
WIRED の記事で、スワロフスキー・オプティックの新製品「AX Visio」をレビューしています。
野鳥の名前を教えてくれる「AI双眼鏡」が最高だった
AX Visioはカメラを内蔵しており、画像認識ソフトウェアを活用して9,000種以上の鳥をリアルタイムで識別できる。また、一部の哺乳類や昆虫も識別でき、野生動物の観察において非常に便利な双眼鏡となっている。
探鳥会などに行くと、みなさん様々な双眼鏡を首から下げております。ベテランのツワモノの中には見るからに高級そうな海外メーカーもチラホラ。スワロフスキーもその中の一つだと思うんだけど、なんと双眼鏡自体にAIを搭載しちゃって、この鳥は何ていう鳥ですよって教えてくれるらしい。もうレンズの性能だけじゃ競えない世界に突入?何でもかんでもAI搭載というのもどうかと思うけれど。
GPSも積んでいるので、生息域による識別にも対応しているし、9,000種以上の鳥をリアルタイムで識別できるそうだ。驚くのはまだ早い。値段もビックリ、¥800,000(税別)だって。
AIが無くても、高級双眼鏡は40万円くらいするものも平気である世界だから、もはや高いんだか、安いんだか、訳が分からない気がしてくるが、とりあえず、探鳥会では注目を集めること間違いなし!
ところで、バードウォッチングに使う双眼鏡は、ウン十万円もする高級品は必要ありません。ピンからキリまであるから最初は、安いものでも十分。楽しくなってきたらちょっとだけ良い双眼鏡にしてみようかなってことになっていくんだけど、さらに趣味が高じて沼にハマると、レンズが明るいとか、くっきり見えるとか、だんだんいいのが欲しくなってくるんだよねぇ。きりが無いから気をつけなくちゃ。