ヤブヘビイチゴ
5月の下旬ころから黄色い花を咲かせます。花の大きさは15から25mm。葉は3小葉(一つの葉柄から3つの小葉が出ている)で鋸歯があります。多年草。
萼片より副萼片が大きく、葉の形はヘビイチゴに比べて鋭角的。赤い実を付けます。痩果(そうか)にシワは無く、ツルツルしています。赤い実は、ツヤツヤして見えます。
よく似ているヘビイチゴに比べて、葉や花、果実は少し大きめ。赤い実が付くと艶があるので、ヘビイチゴと区別がつきやすいです。ヘビイチゴの実は艶がありません。
オランダイチゴ属であるエゾヘビイチゴに比べてキジムシロ属であるヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴ、ヒメヘビイチゴは、食べても美味しくないようです。エゾヘビイチゴは姿形はよく似ていますが、白い花をつけるのですぐに分かります。






よく似たイチゴの仲間の見分け方を写真付きのフローチャートにしてみました。
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