円山で初めての遭遇
円山動物園の駐車場入口、道路を挟んだ向かい側に「ユースの森」がある。森と言ってもそれほど大きくはない。
木々の間をぶらぶら歩いていると、奥の方の木にちょっと違和感を感じた。木のコブか何かかとも思ったが、尻尾のようにも見える。よく見ると幹にしがみついたまま、じっと固まっているエゾリスだった。ピクリとも動かない。何してんだろう?としばらく見ていたら、突然樹上に向かってすごい勢いでバッと駆け上がっていった。ちょっと間をおいて、下からよじ登ってきたのは、エゾクロテン(?)でした。フゥ〜ッ、危なかったねぇ。
エゾリスよりは、明らかに大きく体が長い。手足は黒く、鼻先も黒っぽい。全体に黒味がち。慌てて写真を撮ったんだけど、ボケボケでとても掲載できない。掲載できないレベルの写真をあえて掲載しちゃう。こんな感じ。トホホ。


エゾクロテンとは書きましたが、北海道にはエゾクロテンと、もともと北海道にはいなかったけれど1940年代に本州から移入されたホンドテン(ニホンテン)がいるそうです。交雑の可能性もあり、色も個体差が大きいみたいなので、全然自信がありません。顔が黒っぽかったのでホンドテンだったかもしれません。
その後、林の中をウロウロしていたら、今度はなんとこんなところにエゾシカ3頭。最近旭山記念公園のあたりでは、当たり前のように見かけるけど、ここまで、降りてきているんですね。山から繋がっているようなものだから、いてもおかしくはないか。
円山動物園の周辺は、檻に囲われていない動物が結構暮らしています。