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エゾリス通信

北海道札幌市の円山公園周辺は、 エゾリスをはじめとして様々な野鳥や、植物が豊富です。都市の中の原始林を楽しみながら未来に残しましょう。

エゾリスの衣替え

2024年6月19日

エゾリスはすっかり夏の装い。特徴的な耳の長い毛も無くなりました。クーラーも扇風機も、ウチワさえ無い生活じゃ、耳といえどもフサフサしてられないよね。

2024年5月3日

こちらは、2024年5月3日のお姿。ゴールデンウィークの頃は、まだフサフサです。

2024年6月2日。6月になると、冬毛がだいぶ抜け落ちて、耳の毛もまばらです。そして6月も下旬になると、夏の装い。最初の写真の姿になるのね。

2024年6月2日
クルミ

ところで、この3枚の写真はいずれも枝の上で、カリカリ、カリカリ、クルミの実をかじっています。大抵このカリカリしている音で、エゾリスに気がつくんだけど、夢中になっていて多少近づいても全然動じません。クルミの接合部?ちょっと襞みたいになっているところをかじっているようだけど、どうしてそれが刃物で真っ二つに割ったようにきれいに割れるのか、とっても不思議。切り口を見てもかじって割ったようには全然見えないもの。エゾリスの歯形のくるみ割り機を作ったら、絶対売れると思うんだけどな。

円山新緑の季節

最近は、ニリンソウやクルマバソウがたくさん咲いています。ミズバショウやオオバナノエンレイソウは、もう終わりかな。今年のオオバナノエンレイソウは、見える範囲で12輪ほど。遠すぎてよーく目を凝らさないと見えないところに、ポツンポツンと咲いていました。

この前久しぶりに円山に登ったら、エゾリスとクマゲラが出迎えてくれました。

エゾリスは、めっちゃこっちを見てる。クマゲラは遠すぎてこんな写真に。でも「キョォォーン」って鳴き声で、ここだよと教えてくれました。