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エゾリス通信

北海道札幌市の円山公園周辺は、 エゾリスをはじめとして様々な野鳥や、植物が豊富です。都市の中の原始林を楽しみながら未来に残しましょう。

次の日には閉鎖解除の旭山記念公園

17日にクマらしきものを見かけた人がいて、18日には公園閉鎖。翌19日にはもう解除されたらしい。痕跡もなかったし、カメラにも映っていなかったので安全を確認したうえで、解除とのこと。早かったね。あんまり信頼性の高い目撃情報じゃなかったのかな。

とにかく解除されてよかった。
さっそくお散歩に出かけました。ヒグマには出会わなかったけれど、エゾシカには出会いました。

近い。こっちをじっと見ているから、そ~っと通り過ぎた。

円山で初めての遭遇

円山動物園の駐車場入口、道路を挟んだ向かい側に「ユースの森」がある。森と言ってもそれほど大きくはない。
木々の間をぶらぶら歩いていると、奥の方の木にちょっと違和感を感じた。木のコブか何かかとも思ったが、尻尾のようにも見える。よく見ると幹にしがみついたまま、じっと固まっているエゾリスだった。ピクリとも動かない。何してんだろう?としばらく見ていたら、突然樹上に向かってすごい勢いでバッと駆け上がっていった。ちょっと間をおいて、下からよじ登ってきたのは、エゾクロテン(?)でした。フゥ〜ッ、危なかったねぇ。

エゾリスよりは、明らかに大きく体が長い。手足は黒く、鼻先も黒っぽい。全体に黒味がち。慌てて写真を撮ったんだけど、ボケボケでとても掲載できない。掲載できないレベルの写真をあえて掲載しちゃう。こんな感じ。トホホ。

エゾクロテンとは書きましたが、北海道にはエゾクロテンと、もともと北海道にはいなかったけれど1940年代に本州から移入されたホンドテン(ニホンテン)がいるそうです。交雑の可能性もあり、色も個体差が大きいみたいなので、全然自信がありません。顔が黒っぽかったのでホンドテンだったかもしれません。

その後、林の中をウロウロしていたら、今度はなんとこんなところにエゾシカ3頭。最近旭山記念公園のあたりでは、当たり前のように見かけるけど、ここまで、降りてきているんですね。山から繋がっているようなものだから、いてもおかしくはないか。

エゾシカ

円山動物園の周辺は、檻に囲われていない動物が結構暮らしています。

ここは奈良の公園ですか?

いつもお散歩している旭山記念公園は、坂の上の方にあり、札幌市内を見渡せる景色の良いところです。藻岩山の登山口にもなっています。坂の下の方から遊歩道が続いていて、冬はそり遊びができるちょっとしたゲレンデのようになっています。ちょうど一番下の広場にエゾシカが10頭、まったりとくつろいでいました。シカもお花見でしょうか。

この前も坂を勢いよく駆け下りていく数頭のエゾシカを見ました。最近この辺もシカが増えてきているような気がします。まだ住宅街では遭遇したことはありませんが、そのうち買い物に出かけたら、道の向こうからエゾシカが歩いてきたなんてことになるかも。ヒグマよりはいいか。

通せんぼされた

ずい分前に健康診断の結果がいろいろと悪くて、お医者さんに「運動しなきゃだめ」といわれた。
「なかなか時間が取れなくて」といったら、
「業務の一環として、運動しなさい」とのこと。なるほど、健康のためというわけじゃなくて、仕事の一部としての運動。そういう考え方もあるかと思い、それ以来夕方速歩きのお散歩1時間を日課としている。

エゾシカ

数日前も旭山記念公園まで出かけた。ゆるい坂道を上がっていき、さて最後のラストスパート、心拍数上げて行くぞと気合を入れていたら、いきなりエゾシカに道を塞がれた。いゃ〜どうしよう。ちょっとずつ近づくと、顔を上げてジロっと睨んでくるし。後ろからでかいツノを生やしたラスボスみたいのが出てきても困るし。しょうがないので、道を譲って、別ルートを歩くことにした。

仕方がないね。お食事中みたいだし。
いくら中央区だとしても、周りを見渡したら鹿のいる景色に全然違和感ないよね。手前には、クマが出て来た時用のバリケードも用意してあるし。

サクラの開花

その日は札幌もサクラの開花日が宣言された。ここ何日かとっても暖かかったけど、「ウソでしょ」って感じ。いつもなら早くてもゴールデンウィーク直前くらいなのに・・・ホントに咲いてた。

エゾシカと遭遇

夕方のお散歩途中に鹿と遭遇。旭山記念公園へ登っていく坂道の途中。山は近いけど一応札幌市中央区の住宅街。旭山記念公園は、たまにヒグマが出て入園禁止になったりするから、エゾシカくらいじゃ驚かない。

エゾシカ

ちなみに、実家がある道東の釧路では、エゾシカなんて日常的。下の写真は2015年、実家の2階の窓から家の前の草むらを撮影したものです。8頭くらいいたかな。お散歩途中でこんな馬鹿でかい角を持ったボスジカに出会ったら、さすがにビビる。一応、山の中ってわけでもなく海岸沿いの住宅街。人口がどんどん減ってきて、その分鹿が我が物顔で歩いています。