1年中駆けまわっている エゾリス
エゾリスは、冬眠はしないので、1年中見ることが出来ます。山の中や、神宮の境内にもいます。
たいてい木の上をカッカッと爪の音を立てながら駆け回っています。
初めて円山に登った時、眼の前を横切っていったのがエゾリスでした。山の中でいきなり現れたので、何だこのでかい動物は?と思いました。それまでエゾリスは見たことがなかったし、リスって言えば、小さいシマリスくらいしかイメージがありませんでした。でかいと言ってもせいぜい25センチ位で、シマリスの倍くらいなんですけど。その後円山にはどこにでもいて、しょっちゅう見られるものだと知りました。
エゾリスは、木の枝にちょこんと座ってよくクルミを食べています。
カリカリと音をたてて筋の所をかじり、まっぷたつにします。
林の中を歩いていると、よく二つに割れたクルミが落ちていますが、これはエゾリスが食べた後です。
それにしても、かたいオニグルミをきれいに割っていますね。見るたびに感心してしまいます。
時々買ってきたクルミで餌やりをしている人がいるらしくて、大きめのクルミが地面に散らばっているのを見かけます。こんなのばっかり食べてたら、歯とか顎が弱くなってかたいオニグルミなんか食べたくないっ、てならないか心配。
公園の野鳥や動物に餌はやらないでね。