シジュウカラ-スケッチ
円山公園でごくふつうに見られる鳥です。わりと枝の低いところでもちょろちょろ飛び回っているので注意して見ればわかるでしょう。
オスは、ネクタイ模様が太くて両足の幅くらいまであります。メスは細い。ネクタイと言うよりハイレグ?こう言うといやらしい感じがしてくる。セクハラ?!
公園内で一度、巣立った幼鳥を見たことがあります。飛ぶと言うよりほとんど落ちてきたような感じでした。本人は一生懸命羽ばたいて飛んでいるつもりだったようですが。
バタバタと地を這うように飛ぶ…というより本当に地を這っていました。それでも練習の成果か、そのうち少しは飛び上がれるようになりました。
※ ヒナが地面に落ちていても拾っちゃだめだよ。近くに親鳥がいるから、離れた場所からそっと見ていてね。
アカゲラ-スケッチ
円山周辺で見られるキツツキの仲間は、アカゲラ、コゲラ、オオアカゲラ、ヤマゲラ、クマゲラの5種類です。
円山の山の中はもちろん、円山公園の中でもよく見かけるのがアカゲラです。円山川沿いの林や、北海道神宮の森などで樹の幹をつついているのが見られます。
円山で見られる野鳥の中では、一番見つけやすいかも。
「キョッ、キョッ」と大きな声で鳴きながら飛んできて、幹をコッ、コッ、コッンと派手につつくから近くにいればすぐに分かると思う。そこそこ大きさがあって、幹に垂直にとまることが多いので葉の陰で見えない小鳥よりは、ずっと目立つしね。
クマゲラ-スケッチ
ちょうど鳥見を始めたばかりで、双眼鏡を首から下げて円山公園のあたりをうろちょろし始めた頃でした。まだ野鳥の名前も全然わからなくて、とりあえずちっちゃい鳥がいっぱいいるみたいだからと、買ったばかりの安物の双眼鏡を持って出かけたら、いきなり現れたのがクマゲラだもの。そりゃ、ハマるよね。都会の公園でこんな大きなキツツキが見られるなんて、思ってもいなかった。さすが、北海道。
僕のバードウォッチングの原点となった鳥がクマゲラでした。しかし実際、そう簡単に見られるものでもなかったようで、その後見たのは数回のみ。いわゆるビギナーズラックってやつ?
通っていれば、そのうち見られるかもね。
ところで、クマゲラは、真っ黒な体で大きさもカラスよりほんの少し小さいくらい。なのに、この格の違いは、一体何なのでしょうね。やっぱり真っ黒な中にも鮮やかなポイントカラーの赤が効いているので、おしゃれに見えるのかしら。カラスって目も全体が黒いからどこ見てるのかわかりにくいし、ちょっと怖い感じもするけど、クマゲラの目はくっきり丸くて愛嬌がある。カワイイ。
ここまで読んできたあなたは、円山でいきなりクマゲラに出会っても、ひと目でカラスと見分けがつけられるよね。